分かっているようで、分かっていない古事記。
我が国最古の歴史書の一つである古事記をパズドラのモンスターを使って覚えてみようというチャレンジ企画です(笑)かなり省略しながらですが、分かりやすく書いてみます。
日本の誕生
天地がはじめて2つに分かれた時に天(高天原)に生まれた神々のうち最後に生まれた一組である
イザナギと
イザナミ
イザナギとイザナミは混沌とした外界に国を造ることを命じられ、二人で次々と国(神)を作っていきます。これが今の日本列島(北海道と沖縄は除く)。
神々を生み続けてきたイザナミですが、悲劇が起こります。
カグツチ
産み落としたカグツチが火の神であったため、イザナミは大火傷を負って死んでしまいます。
怒ったイザナギはカグツチをすぐに殺してしまいます。
殺されたカグツチからはタケミカヅチなど8つの神が生まれます。
(タケミカヅチはまたのちほど登場するので覚えておきましょう)
まだ国創りの途中であったため、イザナギはイザナミを黄泉の国(死の国)から連れ戻そうとします。
しかし、イザナミはすでに黄泉の国の住人となっていたため連れ戻すのは不可能でした。それでも諦められないイザナギは何とか妻を説得し、「私の姿を決して見なければ」という条件を取り付けます。
他の国の神話にもよくあるパターンですが、結局我慢しきれなかったイザナギがイザナミを見ると・・・
ド・ドーン・・・
約束を破った夫に怒り心頭のイザナミは追手を差し向け、さらには自分でイザナギを捕らえようとします。
何とか追跡を振り切ったイザナギが禊のために顔を洗うと・・・
右目から、アマテラス
左目から、ツクヨミ
鼻から、スサノオノミコト
の三神が生まれます。
パズドラでイザナギが進化した皇祖の神・イザナギの後ろにアマテラス・ツクヨミ・スサノオノミコトがいますね。
次(次回)は、アマテラスとスサノオノミコトを中心に話がすすみます。
有名な天岩戸とヤマタノオロチの話もでてきます。