<パズドラ>パズドラモンスターで学ぶ古事記3 ヤマタノオロチ伝説

ヤマタノオロチ

高天原を追放されたスサノオは、出雲の国(現在の島根県)に降り立ちます。
そこで、有名なヤマタノオロチ退治の伝説が生まれます。パズドラユーザーにはお馴染みな、あの姫も出てきますよ。

これ以前の物語は、以下からご覧になって下さい。

五穀の誕生

高天原を追放されたスサノオは、出雲へ行く道中でオオゲツヒメ(オホゲツヒメ)を訪ね食べ物を求めます。
ヒメは自分の体から食物を出して調理したのですが、それを見たスサノオは穢(けが)れた食事であると思って女神を殺してしまいます。
殺されたヒメの・・・

  • 頭からは蚕(かいこ)
  • 両目から稲の種
  • 両耳から粟
  • 鼻から小豆
  • 陰部から麦
  • お尻から大豆

が生まれます。これが五穀の誕生と言われています。

ヤマタノオロチ退治

出雲の国に着いたスサノオは怪物・ヤマタノオロチに怯える親子に会います。

ヤマタノオロチ

ヤマタノオロチ(八岐大蛇)は、8つの頭と8つの尾、大きさは8つの尾根と8つの谷という怪物。

退治を買って出たスサノオは、生け贄とし捧げられようとしていた・・・

クシナダヒメ

クシナダヒメ(櫛名田比売)

を、櫛(くし)に変えて自分の髪に隠すと、両親に強い酒を作らせて8つの門の祭壇に酒を置き、オロチを酔わせ寝入っている間に頭や尾を切り落とし倒しました。

この時にオロチの尾から神秘の剣(草薙の剣)を見つけ、それをアマテラスに献上します。

これが、天岩戸伝説で使われた鏡(八咫の鏡)、勾玉(八尺瓊勾玉)とともに天皇家に伝わる三種の神器となります。

草薙の剣はその後(といってもかなり後の話)、

ヤマトタケル

ヤマトタケル(日本武尊)が東征で使ったとされています。

スサノオノはクシナダヒメを妻とし、出雲の国に宮殿をたて子を得ます。
その六代目の孫に・・・

オオクニヌシ

オオクニヌシ(大国主大神)

が生まれ、次の物語へとつながっていきます。

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